こんにちは!絵を描いて、早、半世紀! 絵師の徳田智子です。
水彩画の楽しさをお伝えして30年以上になります。

本日は、水彩画初心者の方に自分好みの水彩画の絵の具を見つけて、
存分に楽しんでもらうために
水彩画の絵の具 について、おおまかな種別をお伝えし、
ご自身のライフスタイルに合う水彩画の絵の具で
絵を描くことを生活に取り入れて
人生を楽しんでいただける
内容になっています。
さあ、水彩画を楽しんで人生を豊かにしてください!
目次
水彩画について
さてさて、世の中にはたくさんの種類の絵画があります。
油画、水彩画、パステル画…
この分類の基準は一体なんなのでしょう?
実はこれ、描くための道具、「画材の素材名」で分類されているのです。
水彩画とは?
水彩画(すいさいが)とは、水を溶剤(溶かすもの)として使う
水溶性の絵の具を使って描かれた絵画のことでです。
まどろっこしいですが、一言で言うと
「水で溶いて描く」絵です。

水彩画ならではの魅力
それは、透明感 や みずみずしいさ です。

水の量を調整して「色水」のように塗ることで、
滲みや色の重なりを生み出し、
風景や静物などを生き生きと描くことができます。
油絵など他の画材との違い
油絵などとの他の画材との違い、用意する道具が少ないです。
必要なのは、「絵の具」と「水」だけです。
その上、乾燥が早いです。
油絵だったら、1色塗ると、次の色を塗るまでかなりの時間、待たなければなりません。
早くて2、3日、季節にもよりますが1週間以上かかる時もあります。
その必要は、水彩画にはありません。
本当に手軽で便利です。
水彩画の絵の具の種類を紹介
それでは、簡単に水彩画の絵の具の種類を分類してみましょう。
そうすることで「あなたのライフスタイルに合った絵の具」が見つけやすくなります。
そうなれば、今までよりも何倍も楽しい時間を過ごせます。
絵の具の種類一覧
よく目にする「水彩絵の具」を表にして分類してみました。
代表的なメーカーとその絵の具だけですが参考になればと思います。

透明、不透明。チューブタイプ、固型タイプで分けています。
皆さんもご存知のメーカーさんが、たくさんありますね。
水彩画の絵の具の種類1:透明水彩
簡単に、透明水彩絵の具の説明をしますと、
アラビアガムと顔料の配合により高い透過性を持つ水彩絵具です。
塗った下が透けて見える透明感と発色の良さが特徴です。

皆様ご存知のメーカーがたくさんあると思いますが。
圧倒的色数を誇る「ホルベイン」は、試してみる価値があると思います。
私も愛用していますが、特に「絵の具の伸び」が、他社の製品と比べものにならないぐらい滑らかです。スムーズに溶けて、「画面に馴染んでくれる」ところがとても気に入っています。
下記の記事に「ホルベイン」透明水彩・不透明水彩について詳しく説明しているので合わせてお読みください。
今から説明する「不透明水彩絵の具」は、幼少の頃にお付き合いがあったのではないでしょうか。
水彩画の絵の具の種類2:不透明水彩
不透明水彩(ガッシュ)は、顔料が多く含まれ、高い隠ぺい力(下地を隠す力)で鮮明な発色が特徴の水彩絵具です。塗り重ねが可能で、マットな仕上がりになります。
代表的なのは、児童用のマット水彩絵の具。

ペンてるのエフシリーズです。写真の下にちょっと映り込んでいるのが、サクラクレパスのアクリル絵の具、ポスターカラーです。
大多数のみなさんが使ったことがあるのではないでしょうか。
チューブの素材とかが、現在ものとは、違うタイプを使っていたかもしれませんね。
今はほとんどのメーカーが「地球にやさしい」素材を使用していますね。
水彩画の絵の具で「自分好み」の絵の具を見つける方法
まずは、自分自身の「ライフスタイル」をよく見直してみてください。
意外と自分自身のことについて「わかっていない」ことが多いかもしれません。
以下の質問 (Q: ) に答えていくことで、好みの水彩絵の具に出会えます!
質問1:自分の描きたいものは?
ご自身が 描きたいもの はなんですか?
Q: 山の絵とか、海の絵とか、風景が描きたいですか?

野外でのスケッチなら、固形タイプの絵の具をおすすめします!
透明水彩でなくても、発色のいい「ペリカン」のパレットや、ホルベインのケーキタイプもおすすめです。
Q: お花とか果物とか、静物画が描きたい?

室内でお花や果物など描きたいときは、チューブタイプでも固形タイプでもO.K.です。透明水彩絵の具にしましょう。生物の息遣いが表現できますよ。
厚塗りが好きなら、チューブタイプ。薄く伸ばして透明感を追求するなら、固形タイプをおすすめします!
Q: それとも、イラストとかポスターみたいなものが描きたい?

「ポスターカラー」や「ガッシュ」などの下に塗った色が完全に隠れる絵の具が向いています。でも、透明水彩絵の具を使うと、瑞々しさを表現することもできますよ。
質問2:厚塗りが好き?それとも、薄塗り?
まだ、絵の具に触ったことがない人も多いかもしれませんが。
日頃、目にする絵で「油絵のようなボッテリした絵が好き」ですか?

イメージとしてはみなさんご存知の「ゴッホ」みたいな。
絵の具を盛り上げて、質感を出していますよね。
Q : 厚塗りする油絵のように描きたいタイプですか?
ごってり塗って使える「不透明水彩絵の具のチューブタイプ」がいいかもしれません。
それとも、日本画のような平面的な「スッキリした」絵が好きですか?

Q: 薄く伸ばして塗るような、日本画のような絵が好き?
それならやっぱり、固形タイプ。渋めの日本画風に仕上げたいなら「顔彩」がおすすめです。
ペリカンなら発色も素晴らしので気分も上がります。
質問3:大きいのが好き?それとも、小さいのが好き?
水彩画を描くにしても、大きな筆で一気に描き上げたいのか、小さな筆でちまちまと描きたいのかで紙のサイズも変わってきます。もちろん、使う絵の具も変わりますよね。

Q: 大画面に大作を描きたいですか?
チューブタイプの絵の具が向いています。パレットも一つ一つの色が別々に溶けるタイプのものを用意するといいですね。もちろん筆も大きめサイズで!
Q: ハガキサイズぐらいの小さいサイズで満足ですか?
絵手紙などを想定されているのなら、顔彩などの和カラーを選ぶのもいいですね。ホルベインの固形タイプもいいですね。
質問4:インドア派?それとも、アウトドア派?
ご自分のライフスタイルをよく見直してみて、
外に出て活動するのがお好きなのか?
それとも、お家の中での活動がお好きなのか
よく考えてみてください。

Q: 外に出て水彩画を描きたい?
アクティブ派のあなたたには、携帯に便利な固形タイプをおすすめ。
中でも、コンパクトなサクラプチパレットやWINSER&NEWTOがおすすめ!
Q: それとも、家の中で描きたいですか?
チューブタイプの水彩絵の具を大きめのパレットにたっぷり入れて…さあ、描き始めましょう!
ひょっとして、特別な対象を描くのではなくて
Q: 毎日の記録のように「水彩画」を始めたい?
ならば、ならば、おすすめは「固形タイプ」。思い立った瞬間に描くことができます。そして、描き終われば「パタン」っと閉じるだけです。筆も「筆ペンタイプ」を使えば、筆洗も入りません。しまう場所もとりません。
まとめ
皆さんのライフスタイルに合った「水彩画の絵の具」は見つかりましたか?
部屋の中でひたすら描く人、大作を描きたい人は、
チューブタイプの絵の具を、パレットにたくさん出して思いっきり描いてもらいましょう。
チューブのサイズも大きめがあればいいかもしれませんね。

大きなサイズがない時は、同じ色を複数本購入してもいいかもしれません。
太い筆も必要かもしれません。

筆を洗う筆洗も何個かに区切れたものを使用されるといいと思います。

風景などを外に出てアクティブに描く人や
毎日の日記風に水彩画を描きたい人は、
携帯に便利な固型タイプの絵の具 がいいでしょう。
筆者も旅に出かけるときは、必ず「スケッチブック」と「固形絵の具」を携帯します。

海外メーカーの固形タイプでも、比較的リーズナブルな価格のものがこれ!ドイツのメーカーの「ペリカン」不透明という表記がありますが、とても綺麗な色です。発色がいいですよ。

筆も、筆洗のいらない「筆ペンタイプの筆」がいいかもしれません。

パンタイプの固形絵の具のセットには、付属の「筆ペンタイプ」の筆がついているものもあります。コンパクトに持ち運べてとても便利です。こちらは、サクラクレパスの「プチカラーシリーズ・12色セット」
好みに合った「水彩画の絵の具」は見つかりましたか?
ぜひ、それを実際に試してください。
自分の個性に合わせて「水彩画」を楽しんで
いただければと思います。
人生に豊かさと潤いをもたらす「水彩画(アート)」を
取り入れていただければと思います。
また、次の記事でお会いできたら幸いです。
本日は最後までお読みいただきありがとうございました。
感謝でいっぱいです。










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