【水彩画】木の描き方を解説!初心者が簡単かつ上手く描ける筆使い

こんにちは、絵を描いて早半世紀。絵師の徳田智子です。

水彩画の楽しさをお伝えして30年以上になります。

皆さん、一度ぐらいは学校の写生大会でなどで「木の絵」など

風景画を描いた経験があると思うのですが。

けれども「木の描き方」を教わらずに描いてきたので

楽しく描くことができなかったのではないでしょうか。

本日は、そんな水彩画初心者の方でも、上手く「木」を描ける

「超簡単」な方法をお伝えします。

これさえマスターすれば、あなたの風景画に革命が起こります。

では、早速、挑戦していきましょう!

キーワードは、「筆の運動」です。

木の「幹」「枝」「葉」各所にあった、適切な筆の運動

本当に上手くいくのです。

あなたも、木を「生き生きと描く」ことができます。

水彩画での木の描き方1:幹は下上(したうえ)運動で描く

何事も核となる「中心」から始めましょう。

木を描く時も同じです。

木は、木の中心である「幹」から描き始めます。

下から上に筆を動かす

植物は大地から芽を出します。

その法則と同じように、木を描く時も「下から上に描く」と良いのです。

画面の「下」から「上」に向かって「下上(したうえ)運動」です。

筆を思い切って、下から上に「シャァー」っと動かしていきましょう。

太い筆を用意してください。できたら丸筆がいいですね。

下から上、下から上に描いていきます。

大胆に、さっと「下」から「上」に!

何回も繰り返して太い幹にする

何回も、何回も「下から上」、「下から上」を繰り返して

幹らしく整えていきます。

「木の色は茶色」と決めるのでなく

緑色や青色も使って立体感を出していきます。

筆の種類も太筆から中筆細筆と変えながら使ってみましょう。

色を重ねる

何色も重ねて、幹らしく仕上げます。

茶色ばかりでなく、青色や緑色も足しましょう。

赤色や黄土色もいいですね。

この時も、太筆ばかりでなく中筆や細筆でも描いていきましょう。

立体感が出てきて、幹の丸みやどっしりとした重量感も出てきます。

カラフルになって立体感が出てきました。にじみやぼかしの技法も駆使しましょう。

技法については、こちらの記事も参考に!

記事が見つかりません。

水彩画での木の描き方2 : 枝は左右運動で描く

幹を描き進めたら、枝の方も描き進めます。

中〜細筆で左右に動かす

枝を描くときは筆を「左右にはらう」ように運動させます。

枝が幹から左右にスウぅ〜っと、伸びていくイメージです。

から、大胆にさっと左右にはらいます。真横からでなく幹と「少し重なる部分」から始めると本物の木のようになり、より立体感が出ます。

バランスが良くなるように、枝は「左右前後」に描いていきましょう。

強弱をつける

中心の枝を描き終えたら、細かい枝を書き込んでいきます。

中筆か細筆を使います。

太い枝、細い枝と筆の運動にも強弱をつけて描いてみてください。

小枝は幹と同じように「下から上」の運動も加えましょう。

変化が生まれることで、ますます枝が生き生きとしていきます。

「中筆の穂先」をうまく利用して、細い枝も表現できます。

筆をすっと抜けるように滑らせる

この時、重要なのが筆をすっと抜けるように滑らせて描くことです。

モタモタしていると、生き生きとした感じが失われてしまいます。

節のある枝なら、一旦止めて、跳ね上げる。

根っこも、枝と同じように

「左右運動」と「はらい運動」でバッチリ!描けます。

根っこをどっしりと描くことで「木」全体が安定します。根っこは出ている部分だけ描きますが土の下に隠れている部分をイメージして描くとより一層存在感が出ます。

水彩画での木の描き方3 :葉はちょんちょん運動で描く

最後に木の葉っぱを描きます。

葉っぱは、筆を「ちょんちょんちょん」と運動させます。

「広葉樹」の葉っぱは「丸っこい」点で「ちょん・ちょん・ちょん」

「針葉樹」の葉っぱは「細長い」線を「ちょん・ちょん・ちょん」

これで全てうまくいきます。

広葉樹の葉は、こう描く

中ぐらいの丸筆か、細筆なら少し太めのもの

絵の具をつけて「ちょん・ちょん・ちょん」と描きます。

点の集積で「木」に立体感が出ます。絵の具の濃淡で奥行きが出ます。違う色を使うことで木の違いがはっきりします。

銀杏並木もなら「幹」をたくさん描いて、集まった感じを表現します。

針葉樹の葉は、こう描く

針葉樹は、細筆で細い線を「下から上」にちょんちょんちょん

これをひたすら繰り返します。

筆の太さも変えて、色々試してください。また、色々な色でも描いてみてください。

ひたすら、無心に描き続けることで

葉の重なりが、奥行きのある空間を作り出してくれます。

この時は、絵の具をつけ過ぎず、水加減にも注意して

葉っぱを下から上に「ちょんちょんちょん」と描いてください。

赤松の木が出来上がりました。

まとめ

いかがでしたか?

小学校の頃から「写生大会は大嫌い」っと思っていた方も

これまで、説明してきた方法で、木のある風景に挑戦していただくと

無理なく簡単に、木を描くことができます。

この時は忘れずに「水彩紙」をお使いください。

画用紙やその他の紙では、水彩画を存分に楽しめません。

その理由は、こちらの記事にありますので、併せてお読みください。

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風景画には、スケッチブックタイプの水彩紙がおすすめです。

とにかく、お試しあれ。

そして、上達の秘訣は「楽しんで」たくさん描くことです!

失敗を楽しんで、水彩画を極めていきましょう!

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

感謝です。

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